【適用事例】部分放電の発生箇所を可視化する
電力線や各種電気機器では部分放電が生じる可能性があります。経年の劣化などの要因で生じた絶縁不良や電線の不良によって発生するため、重大事故防止の観点からも早期の発見と是正が必要です。
部分放電は当然に通電状態でなければ生じません。しかし、安全上の観点から近くに寄って確認することも出来ない場合もあり、離れた場所から部分放電の発生箇所を指し示すような機器が力を発揮することとなります。そこで部分放電によって生じた超音波を可視化することが出来る SoundCam Ultra が大いに役立ちます。
SoundCam Ultra が部分放電の発生箇所を可視化することに適しているのは以下の理由からです。
- 高フレームレートの音響イメージ(100fps)を取得可能なため、部分放電のような一時的な音にも対応できます。
- カラーマッピングで音が表現されるため、測定者の主観だけでなく客観的でグラフィカルな記録となります。
- 離れた位置から測定が可能なため危険なエリアと距離を取って測定が可能です。
- 何らかの測定装置を取り付けるために設備を一時停止する必要がありません。
- 小型で持ち運びやすく、現場で取り出して、本体のモニターで結果をすぐに確認できます。(動画を是非ご確認ください。)
リアルタイムで音を可視化することが出来、必要に応じてあとから一コマずつ確認も可能なSoundCamにより、目では見えない音をグラフィカルに表現することで、客観的な判断をすることが可能になります。また、音源を素早く容易に確認することができるので、作業の迅速化にも寄与します。
是非とも測定の様子を映像でご確認ください。
音響カメラを据え置いて異音の発生を確認するには、SoundCam Ultra Sensorも併せてご検討ください。
ウェブセミナーのお知らせ
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音響カメラだけでなく、映像から振動を測定する技術についてもご紹介いたしますので、よろしければ参加登録をお願いします。
- システムプラスソリューションウェビナー
- 設備メンテナンスへの「映像・音技術」の活用
- 日時
- 2021年11月18日(木)13:30~14:00(終了時刻は前後する可能性があります)
- ご紹介ソリューション
- 映像から振動を抽出 「MEscope ビデオプロセシング」
- 目で見えない音を可視化 「音響カメラ SoundCam」
音を“見える化” - 音響カメラ
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