プリアライメントの必要性
アライメント |
適切な心出しのためには “プリアライメント” を
レーザーアライメント製品は、簡単に素早く正確な心出しを行うツールですが、適切な心出し作業のために重要なことの一つが、心出しを行う前の作業 “プリアライメント” です。
あるサポートチームによると、再現性が無い事例やレーザーアライメント装置で適切な測定が出来ないといった事例の内、大半はプリアライメントで発見される内容であったとのことです。適切にプリアライメントを行わなければ、いくら高性能のレーザーアライメント装置を用いていても不要な作業をしていることになりかねません。
“プリアライメント” とは
プリアライメントを広い意味で捉えると、適切な工具の準備や心出し対象に異常がないかの点検作業、ソフトフット(脚と台座が適切に設置していない状態のこと)の確認、大まかな位置合わせなどがあり、いくつかの測定作業を行う必要があります。
測定作業には振れの測定、ベアリングのクリアランスを確認するリフトチェック、そしてソフトフットの確認などがあります。これらの値は装置稼働に伴う振動や熱により変化する可能性もあり、機械の状況を確認するためには適切に記録しておくことが重要です。
“プリアライメント” での測定
前述の測定を実施するにはダイヤルゲージやすきまゲージなどを用いて測定することが出来ますが、手書きで記録する必要がありました。
弊社の扱う製品ではこのプリアライメントでの測定に特化した機能をご提供しています。統合型メンテナンスソリューション『RT-300』に搭載されているプリアライメント機能です。
タブレットと連携したワイヤレスプローブを用いて以下の項目の測定が可能です。
- 振れ
- リフトチェック
- ソフトフット
タブレットには、測定内容に応じたグラフィカルガイダンスが表示。表示に従って作業をすれば測定値はタブレットに自動で転送されます。
測定後のレポートもタブレット上で作成可能。測定したその場でレポートを作成し、必要であれば即送信することも可能です。
プリアライメント機能を含んだ統合型メンテナンスソリューション RT-300の詳細をご覧になりたい方はこちらのページをご覧ください。
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