【展示会情報】人とくるまのテクノロジー展2024 名古屋

Optomet 社のスキャニングレーザードップラー振動計（SLDV）は、2軸スキャンミラー（ガルバのミラー）を使用してレーザービームで測定対象物の表面をスキャンするため、非常に短時間で多数の測定点を自動的に測定できます。個々の測定点の振動データを統合して、振動モードの視覚化、固有モードの特定、または波の伝搬特性の調査に使用できます。

多数の静的振動データまたはモードアニメーション表現により、振動データが直感的に解析できます。SWIR振動計のデジタル信号処理技術は、表面を処理して光反射率を上げる必要を無く、つまり反射材や反射テープを貼らずにs/nの良い計測を可能としています。

多くのお客様にご利用頂いている振動解析ソフトウェアMEscopeの最新オプションをご紹介いたします。

ご紹介するのはビデオプロセシングオプションというものであり、ビデオ映像を解析して動きの可視化／周波数解析／カラーマッピングなどを行うことが出来ます。

軽量で加速度センサーを取り付けると振動特性に大きな影響を及ぼす箇所や高温でセンサーを取り付けられない箇所の振動の様子を測定したい場合などにも活用が期待できます。

SoundCam Bionicシリーズは、分割収納することができるマイクロフォンアレイで構成され、L,M,S,XSのサイズの異なるマイクロフォンアレイを交換することができるマルチパーパスなビームフォーミングシステムです。PCと接続することで音響解析ソフト　NoiseInspectorをつかって後処理解析が可能です。設備の騒音監視から研究開発まで幅広くご使用いただけるシステムです。

低周波音は波長が長いためマイクロフォンアレイは大口径にする必要があるため、可視化周波数毎にマイクロフォンアレイの直径が異なります。

L　Φ1.7m　f：150Hz～
M　Φ1.0m　f：250Hz～
S　Φ60㎝　ｆ：400Hz～
XS　Φ28㎝　ｆ：840Hz～
※マイクロフォンアレイは各サイズに交換可能